
こんにちは、Marcです。
今回のテーマは「龍河洞はどんな鍾乳洞?洞窟探検の所要時間は?」です。



龍河洞ってどこにあるんだろう?観光の所要時間は?



洞窟探検は女性や子どもでも問題なく参加できるのかな?
といった疑問について、実際に訪問した時の経験をもとにお答えしていきます。
ぜひ、あなたの旅の計画にお役立てください。
30秒でポイントを解説!


- 目的に応じて選べる洞窟探検体験が充実
- 壮大な自然造形を間近で体感できる
- 学術的にも価値の高い弥生時代の遺構を観察できる
- 足元が滑りやすいため服装・靴の準備が必要
- 洞窟体験は事前予約が必須なものがある
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龍河洞の基本情報


まずは、龍河洞の基本情報を簡単に紹介します。
- 名称
-
龍河洞(りゅうがどう)
- 所在地
-
高知県香美市土佐山田町逆川1424
- 営業時間
-
2月1日~10月末日:8:30~17:00(最終入洞時間)
11月1日~1月末日:8:30~16:30(最終入洞時間) - 休業日
-
なし
- 料金
-
大 人:1,500円
中学生:800円
小学生:600円 - 施設
-
博物館、飲食店、売店
龍河洞は、高知県香美市に位置する鍾乳洞群で、四国山地のふもとに広がるカルスト地形によって形成された自然遺構です。
多彩な地形と規模の大きさから「日本三大鍾乳洞」の一つにも数えられ、その壮大な地下世界は多くの訪問者を魅了しています。


この地域では古来より水や農耕に関する信仰が根付いており、龍河洞は「龍王信仰」の霊場として大切に守られてきました。
洞窟そのものが神聖視され、地域の守り神として人々の信仰の対象となっています。
こうした歴史的背景もある龍河洞では、スタンダードな観光コースから本格的な冒険コースまで、多様なスタイルで鍾乳洞探索を楽しめる点が大きな魅力です。
龍河洞の見どころや楽しみ方


龍河洞の主な見どころをまとめました。
- 歴史的な価値がある壺
- 幻想的なライトアップとプロジェクションマッピング
- 3種類の洞窟探検コンテンツ
それぞれ詳しく解説します。
歴史的な価値がある「神の壺」


龍河洞には、弥生時代の土器が鍾乳石に包まれたまま残る「神の壺」と呼ばれる遺構があります。
約2,000年前の生活痕が洞窟環境によってそのまま固定された極めて珍しい例で、鍾乳洞と遺物が一体化している点は世界的にも貴重とされています。
洞内を進む途中で実物を間近に観察でき、龍河洞を象徴する見どころのひとつとなっています。
幻想的なライトアップとプロジェクションマッピング


龍河洞では、ライトアップに加えてプロジェクションマッピングを活用した演出も行われています。




通常であれば真っ暗な空間が広がる洞窟内を幻想的に彩り、飽きることなく探索を進められる魅力的な仕掛けとなっています。
3種類の洞窟探検コンテンツ


龍河洞には3種類の「洞窟探検コンテンツ」があります。その概要をまとめました。
| コース名 | 所要時間の目安 | 難易度 | 予約 |
|---|---|---|---|
| 観光コース | 約30〜40分 | ★☆☆ | 不要 |
| 冒険コース | 約60〜90分 | ★★★ | 必要 |
| 西本洞コース | 約45〜60分 | ★★☆ | 必要・期間限定 |
それぞれの内容については以下の通りです。
観光コース




整備された通路を歩くスタンダードなルート。照明があり歩きやすく、家族連れでも安心です。
一番ライトなコースですが、大人の足でも所要時間30分ほどの本格体験が可能です。
冒険コース




※現地ではありません
ガイドさんと一緒に、真っ暗な洞窟をヘッドライトの光だけで進む本格ケイビング。狭い岩の間を這って進むなど、かなりアクティブな探検が楽しめます。
西本洞コース




地下水が流れる「水の洞窟」エリアを進む、4月29日~9月30日の期間限定コース。ヘッドライトを頼りに水の中や狭い通路を進む本格探検を楽しめます。
龍河洞の冒険コースについて


冒険コースの概要についてまとめました。
概要
入洞対象は小学生以上
ガイドとともに通常の観光コースを進み、途中から専用ルートへ分岐して本格的なケイビング体験を楽しめる特別プログラムです。
ヘッドライトの灯りだけを頼りに進む区間もあり、水たまりの中を歩く場面、鍾乳石の下をくぐる動作、ロープで斜面を登る場面など、身体をしっかり動かす内容が特徴です。
ガイドは最初から最後まで同行し、安全に配慮しながら案内してくれます。
実施スケジュール
| 区分 | スタート時間 | 備考 |
|---|---|---|
| 午前の部 | 9:00 / 9:30 / 10:00 | 12月から2月末は10:00の催行なし |
| 午後の部 | 13:00 / 13:30 / 14:00 | 12月から2月末は14:00の催行なし |
料金体系
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 観光コース入洞料 | 大人 :1,500円 中学生:800円 小学生:600円 | 冒険コース参加者も必ず支払う基本料金 |
| 冒険コース追加料金 | 2,000円 | 観光コース料金に加算 |
| レンタル料 | 1,000円 | つなぎ服・長靴 |
冒険コースの流れ
- 予約:前日までに龍河洞へ連絡
- 受付・着替え:当日受付後につなぎ・長靴に着替える
- ガイドと入洞:観光コースを進み、途中から冒険ルートへ分岐。
- 退出・着替え:洞外後に着替えて終了



以上が冒険コースの概要です。所要時間は約90分。本格的な洞窟体験をぜひ体験してみてください。
龍河洞へのアクセスと周辺情報


龍河洞へのアクセスと周辺情報について解説します。
アクセス
アクセス方法は以下の通りです。
- 土佐山田駅から「とさでん交通バス」で20分
- JR高知駅から「ごめん・なはり線」で25分→のいち駅から車で8分
バスは割と本数が少なめなので、「往復バス利用」で訪問する場合は、時刻表をあらかじめ確認し、帰りのバスに乗り遅れないよう注意が必要です。
- 高知自動車道「南国IC」から25分
- 高知空港から15分
他の観光と合わせて訪問するなら、レンタカーの利用がおすすめ。
駐車場
龍河洞には、普通車300台収容の無料駐車場があります。
周辺情報
龍河洞から徒歩すぐの場所に、龍河洞博物館と珍鳥センターがあります。
龍河洞博物館


CC BY-SA 3.0
龍河洞が形成された歴史や、内部で発見された歴史的な資料を見ることができます。
高知県香美市土佐山田町逆川1424
3月1日~11月末日:8:30~16:50 / 12月1日~2月末日:8:30~16:20
年中無休
珍鳥センター


CC BY-SA 3.0
動物園では見られない珍しい鳥達を観察できます。
高知県香美市土佐山田町逆川1424
3月1日~11月末日:8:30~16:50 / 12月1日~2月末日:8:30~16:20
年中無休
龍河洞の口コミ


龍河洞の口コミを旅行サイトから集めてみました。他の人の意見も参考にしてみましょう。
約1キロの観光コースを回りました。途中狭い、低い箇所があるので少し大柄な人はしんどいと思います。水脈が豊富なので至る所に水が流れていたり中にも滝があったり濡れているので靴もヒールやサンダルだと危ないと思います。
引用:じゃらん
ペンライトで真っ暗な洞窟の中を進むのはちょっと怖いけど、家族でキャーキャー言いながらも楽しめました。大きなゲジゲジや蟹、コウモリがいました。洞窟を出たら、子供の手にコウモリのふんが付いていて笑えました。
引用:じゃらん
ライトアップやプロジェクトマッピングもされていて、美しく自然が導き出す現象に引き込まれます。帰り口には博物館や、特別天然記念物のオナガドリなどを飼育・展示する珍鳥センターも併設。龍河洞の魅力感じるスポットになっています
引用:じゃらん
ライトアップやプロジェクションマッピングが非常に好評でした。
また、「コウモリがいた」という口コミもよく見られ、賛否が別れています。苦手な方は行く前によく検討してください。
まとめ


最後に本記事のまとめです。


- 目的に応じて選べる洞窟探検体験が充実
- 壮大な自然造形を間近で体感できる
- 学術的にも価値の高い弥生時代の遺構を観察できる
- 足元も滑りやすいため服装・靴の準備が必要
- 洞窟体験は事前予約が必須なものがある
| 名称 | 龍河洞(りゅうがどう) |
|---|---|
| 所在地 | 〒782-0005 高知県香美市土佐山田町逆川1424 |
| 電話番号 | 0887-53-2144(龍河洞保存会) |
| URL | https://ryugadou.or.jp/ |
| 営業時間 | 2月1日~10月末日:8:30~17:00(最終入洞時間) 11月1日~1月末日:8:30~16:30(最終入洞時間) |
| 定休日 | なし |
| 料金 | 大 人:1,500円 中学生:800円 小学生:600円 |
| 駐車場 | あり |
冒険としてのスリルの両方を楽しめる稀有な鍾乳洞でした。
特に 冒険コースは“地球の内部に入る感覚”を味わえる特別な体験 ができると好評です。
高知県への旅行を検討している方は、ぜひ足を運んでみてください。



この記事がこれから訪れる方の参考になれば幸いです。
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