揖夜神社:黄泉の国の近くに鎮座する古社 – 参拝レビュー

こんにちは、Marcです。

今回のテーマは「黄泉の国に縁がある揖夜神社」です。

黄泉比良坂の近くに鎮座することから、黄泉の国と深い関係があると言われていますが、謎も多く神秘のベールに包まれています。

この記事では、

揖夜神社ってどんな神社?見どころや御利益は?

揖夜神社の御朱印はどこでいただけるのかな?

といった疑問について、実際に参拝した時の経験をもとにお答えしていきます。

ぜひ、あなたの旅の計画にお役立てください。


揖夜神社に近い宿を探す


\ 楽天ポイントでお得に /

\ 口コミと特集から宿探し /


目次

揖夜神社の基本情報

一の鳥居

揖夜神社は、島根県松江市東出雲町に鎮座し、意宇六社にも選ばれる格式高い神社です。

創建時期は不明ですが、古文書の記載を参考にすると、少なくとも平安時代以前から存在が確認されている言われています。

黄泉比良坂(黄泉の国の入口)の近くに位置しており、隣接する安来市の比婆山にも伊邪那美大神御神陵があることから、黄泉の国に縁ある神社として知られています。

神様と御利益

拝殿のしめ縄

揖夜神社には、多くの御祭神が祀られています。

御祭神
  • 伊弉冉命(いざなみのみこと)
  • 大巳貴命(おおなむちのみこと)
  • 少彦名命(すくなひこのみこと)
  • 事代主命(ことしろぬしのみこと)

主祭神は伊弉冉命や大巳貴命です。大巳貴命は、出雲国を作った大国主命(おおくにぬしのみこと)の異名で、神話において最も重要な一柱です。

御利益
  • 子孫繁栄
  • 家内安全
  • 国家安泰
  • 五穀豊穣
  • 病気平癒
  • 商売繁盛
  • 学業成就

重要な神々を多数祀っていることから、上記のように幅広いご利益があると言われています。

参拝時間・所要時間

社務所

境内は終日参拝可能で、参拝の所要時間は約15分です。ただし、以下のように時間が限られる場所があります。

時間が限られる場所
社務所

7~10月:9:00~16:00
11~6月:9:30~15:30

御守りや御朱印を授かりたい方は、社務所の営業時間内に参拝しましょう。

参拝作法

神社から見える山々

一般的な神社の参拝作法と同様です。

参拝の流れ
  1. 鳥居の前で一礼
  2. 参道は正中(真中)を避けて歩く
  3. 手水舎でお清め
  4. 拝殿で「二礼二拍手一礼」

揖夜神社の見どころ

神話の舞台として知られ、パワースポット・スピリチュアルスポットとも言われる揖夜神社。その見どころをまとめました。

見どころ
  • 随神門
  • 拝殿
  • 本殿
  • 御神木と荒神社

それぞれ詳しく解説します。

随神門

紅葉も見られる

力強いしめ縄が付いた随神門(ずいしんもん)。その前にも小さな入口があり、神聖な空間に入ることを実感させられます。

近づくと迫力を感じます

門の先には境内と美しい山々を望むことができます。正面に本殿が鎮座していない神社は珍しいようです。

拝殿

拝殿

古代出雲国の神社らしい、巨大なしめ縄が目を引く拝殿。

現在の拝殿は、昭和9年の遷宮時に建立された四方吹き抜けの「立礼式」という建築様式で、本殿とは離れているのが特徴です。

参考:2014年に撮影
参考:2014年に撮影
参考:2014年に撮影

拝殿の中を覗いてみると、奥には本殿が見えます。

何かの神事が行われるのか、鏡がぽつんと置かれています。その静けさに包まれた空間は、神聖な雰囲気に満ちていました。

本殿

本殿
出典:公式サイト

古来より社殿はありましたが、現在の本殿は天正11年(1583年)に毛利元秋が再建したとされています。

大社造と呼ばれるこの地方に多い建築様式ですが、本家の出雲大社とは内部の構造が逆になっているそうです。

御神木と荒神社

御神木

拝殿の正面にある御神木は椎の木で、推定樹齢約600年にもなるそうです。

荒神社と藁蛇

御神木の奥にあるのは「藁蛇」と呼ばれるものです。出雲東部から西伯郡エリアの家や田畑の守護神として信じられています。

その年の豊作や、家族の健康を願う意味あるとも言われています。

揖夜神社へのアクセスと周辺情報

アクセス&周辺情報

揖夜神社へのアクセスと周辺情報について解説します。

アクセス

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次