こんにちは、Marcです。
今回のテーマは「創建2600年の歴史を誇る香取神宮」です。
関東屈指のパワースポットとして知られる香取神宮ですが、その御利益にあずかるため、休日になると沢山の参拝者が観光ツアーで訪れます。
東京から日帰りでいける歴史ある神社はないかな?
パワースポットに行って運気アップしたい!おすすめの神社はどこかな?
といった疑問をお持ちの方は、ぜひ香取神宮への参拝を検討してみてください。
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香取神宮の基本情報
香取神宮は千葉県香取市にあり、全国に数千あるとされる香取神社の総本宮です。
その歴史は、創建2600年いう神話の時代に起原を持っているというから驚き。
全国でも数少ない「神宮」が付く格式の高さからも、いかに重要な神社であるかがわかります。
神様とご利益
御祭神は、出雲の国譲りの神話にも登場する「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」です。
建御雷神(タケミカヅチ)と共に、東方の征圧に尽力した武の神であることから、勝運・交通・災難除けなどにご利益があると言われています。
参拝時間・所要時間
境内は終日参拝可能で、参拝の所要時間は約25分です。ただし、以下のように時間が限られる場所があります。
- 社務所
-
8:30~17:00
- 祈祷受付
-
16:30まで
- 宝物受付
-
16:00まで
境内がとても広いため、色々と細かく見たい方、御守り・御朱印を授かりたい方は15時までに訪れましょう。
参拝作法
一般的な神社の参拝作法と同様です。
- 鳥居の前で一礼
- 参道は正中(真中)を避けて歩く
- 手水舎でお清め
- 拝殿で「二礼二拍手一礼」
香取神宮の見どころや楽しみ方
香取神宮の参拝のポイントは以下の通りです。
- 神聖な雰囲気の参道
- 総門
- 楼門
- 本殿・拝殿
- 参道商店会での食べ歩き
江戸時代に建てられた重要文化財である本殿を始め、歴史的価値の高い宝物文化財を多く有しています。
それらを見ることで、この神社の長い歴史の一部に触れることができるでしょう。
それでは、具体的に解説していきます。
神聖な雰囲気の参道
200mほどの参道商店会を抜け、最初の鳥居をくぐると空気感が一変。
自然の中に立ち並ぶ灯籠は美しく、神聖な雰囲気を感じさせます。
総門
緑に囲まれた参道を抜けると、そこには立派な総門があります。
階段の下から見上げるような形になっているので、実際よりも大きく、迫力があるように感じます。
楼門(ろうもん)
楼門は元禄13年(1700年)に徳川幕府の手によって造営されたもので、現在は重要文化財となっています。
色鮮やかな朱色が目を引く、香取神宮のシンボル的存在です。
本殿・拝殿
鮮やかな楼門とはうって変わり、本殿・拝殿はシックな色合いで重厚感があります。
楼門と同じく、元禄13年(1700年) に徳川幕府の手によって造営されました。本殿も重要文化財に指定されています。
近づくと想像以上の迫力を感じる素晴らしい神殿です。
参道商店会での食べ歩き
参道商店会では、ちょっとした食べ歩きを楽しむことができます。
亀甲堂
香取名物の「厄落とし団子」で有名なお店。今回訪問した際は残念ながら営業していませんでした。
岩立本店
創業明治28年の歴史ある和菓子屋。わらび餅、どらやき、まんじゅうを買うことができます。
特にどらやきはこしあんなので、つぶあんが苦手な方にはおすすめです。
和茶房うの
和と洋の雰囲気を合わせたレトロな雰囲気のお店。テイクアウトだけでなく店内でも飲食も可能です。
その他
飲食店や喫茶以外にも、お土産店も営業していました。
香取神宮の要石
香取神宮の中でも随一のパワースポットとして有名な要石。
かつて、この地方に多かった地震を沈めるために置かれたという伝承が残っています。
古くより、この地方は大変地震が多く、人々はとても恐がっていました─これは、地中に大きなナマズが住み着いて荒れ騒いでいるのだと。香取・鹿島両神宮の大神様等は、地中に深く石棒を差し込み、大ナマズの頭尾を刺し通されたといいます。当神宮は凸形、鹿島は凹形で、地上に一部を現し、深さ幾十尺と伝えられています。貞享元年(一六八四)水戸光圀公が当神宮参拝の折、これを掘らせましたが根元を見ることが出来なかったといわれています。
引用:香取神宮 公式ホームページ
日本は古来より地震が多いので、その強大な自然の力を抑えたいという人々の思いがあったのでしょう。
どんな石なのか気になっていましたが、実際に見てみると…
あれ?意外と小さいな…
が正直な感想。
しかしながら、見た目以上の重さ・重厚感を感じました。
香取神宮へのアクセスと周辺情報
香取神宮へのアクセスと周辺情報について解説します。
アクセス
アクセス方法は以下の通りです。
- 電車
-
JR佐原駅下車、タクシーで約10分。
- バス
-
JR佐原駅から佐原循環バス「香取神宮」を下車、約20分。
東京駅から関鉄グリーンバス「鉾田駅行き」→「香取神宮前」下車、徒歩5分。
浜松町駅、東京駅から京成・千葉交通バス「銚子行き小見川ルート」→「佐原香取」下車、徒歩15分。
東関東自動車道 佐原香取ICから約1.5km
駐車場
駐車場は周辺に3箇所あります。
駐車場名 | 所在地 | 利用時間 | 料金 | 台数 |
---|---|---|---|---|
第1駐車場 | 千葉県香取市香取1697-1 | – | 無料 | 100台 |
第2駐車場 | 千葉県香取市香取 | – | 無料 | – |
第3駐車場 | 千葉県香取市香取213 | – | 無料 | 130台 |
第3駐車場に停めて、帰りは第1駐車場へ行ってしまう間違いが多いそうです。案内板等を確認しながら間違えないように注意してください。
一番のおすすめは「第1駐車場」です。駐車場を出ると目の前が商店会(参道)となっています。
周辺情報
周辺には以下のような観光スポットがあります。香取神宮への参拝と合わせて訪れてみましょう。
佐原の町並み
千葉県香取市の観光スポットといえば「佐原の町並み」です。江戸の風情を感じさせる建物が軒を連ねています。
各店舗により営業時間が異なる
各店舗により定休日が異なる
香取神宮から車で約10分
水郷佐原あやめパーク
毎年5月下旬から6月下旬の間、150万本のアヤメ・ハナショウブが咲き乱れる「水郷佐原あやめ祭り」が開催されています。
9:00から16:30(季節により変動あり)
月曜日、年末年始
車で約20分
香取神宮の口コミ
香取神宮についての口コミを旅行サイトから集めてみました。他の人の意見も参考にしてみましょう。
鹿島神宮とともに武運の神様です。パワーいただきました。やはりパワースポットですね。ありがとうございました。
引用:じゃらん
境内の厳粛な雰囲気に身が引き締まるような気がしました。参道の土産物屋さんもリニュウアルして食べ歩きやお茶をする人でにぎわっていました。
引用:じゃらん
あの黒い本殿の威容に圧倒されました。パンフレットなどの写真ではあんなすごい建物だとは全然気付きませんでした。
桜の季節だったこともあって境内の木々も綺麗でした。
引用:じゃらん
香取神宮、鹿島神宮、息栖(いきす)神社の3社を巡る「東国三社巡り」として参拝する方が多いようです。
格式高い神社の厳粛な雰囲気やパワースポットとしての魅力を感じる声が見られました。
悪い口コミとしては「活気がない」「ひなびている」という声がありました。
香取神宮のよくある質問
香取神宮に関するよくある質問をまとめました。
まとめ
最後に本記事のまとめです。
- 創建2600年の歴史を誇る関東有数のパワースポット
- 本殿、楼門、総門など、貴重な重要文化財を見ることができる
- 東国三社巡りで訪れるのがおすすめ
- 平日は土日祝に比べてバスの運行本数が少ない
- 参道商店会の営業状況に注意
名称 | 香取神宮 |
---|---|
所在地 | 〒287-0017 千葉県香取市香取1697-1 |
電話番号 | 0478-57-3211 |
URL | https://katori-jingu.or.jp/ |
参拝時間 | 終日参拝可(社務所は8:30~17:00) |
定休日 | 無休 |
参拝料 | 無料 |
御朱印所 | 授与所 |
駐車場 | あり |
全国でもわずか24社しかない神宮号を与えられた関東屈指の神社で、それにふさわしい神々しさ・荘厳さを感じることができました。
神社好きでなくてもその雰囲気を十分に感じることができると思います。
もちろん、神社好きには間違いなく訪れてほしいです。
この記事がこれから訪れる方の参考になれば幸いです。