こんにちは、Marcです。
今回のテーマは「水の郷・佐原を歩く」です。
実際に訪れた方々から「素晴らしい場所だよ」という評判を耳にしていましたが、実際に散策してみるとその魅力に深く納得しました。
江戸時代の風情を今に残す美しい町並みは、まるでタイムスリップしたかのような情景が目の前に広がります。
この記事では、歴史を感じる佐原の町並み散策から、関東屈指のパワースポット・香取神宮の参拝までをモデルコースとしてご紹介します。
ぜひ、あなたの旅の計画にお役立てください。
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モデルコースの概要
まずは今回のモデルコースの概要について解説します。
佐原ってどんなところ?
千葉県香取市に位置する佐原は、今でも江戸時代の風情を色濃く残す町で、関東屈指のパワースポット「香取神宮」も有する魅力的なエリアです。
この町は、江戸時代中期に利根川水運の発展によって多くの商人や旅人が行き交い、経済と文化が栄えました。
当時の面影を今も残す町並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
現在では、ご当地グルメを食べ歩きながら伝統的な町並みを楽しめる、世代を問わず人気の観光地となっています。
食べ歩きの記事はこちら
移動ルート
今回は、佐原駅から佐原の町並みを経て、香取神宮まで向かう全長約5kmのコースです。観光しながら歩くと実際には往復10km以上になります。
「さすがに10キロはきつい!」という方は、観光用のレンタサイクルの利用がおすすめです。
散策する際の注意事項
旅をより楽しむために注意したいポイントを2つまとめました。
営業時間に注意
佐原にある店舗や施設は、比較的閉店時間が早く、定休日が平日(特に月・火)に多いです。
また、香取神宮の社務所の営業も17:00までです。
御朱印やお守りを授かりたい場合は、時間にゆとりを持って散策をスタートするようにしましょう。
バスの場合は時刻表を事前に確認する
香取神宮までバスで移動する場合、以下のリンクから詳細を確認してください。
平日はかなり運行本数が少ないので注意です。
モデルコースのスケジュール
12時頃にJR佐原駅という想定で旅程を紹介します。記載している時間は到着の目安です。
スタート:JR佐原駅
駅近くのコインパーキングに駐車し、早速散策スタート。佐原駅は素晴らしい駅舎です。
ロータリーには日本地図の生みの親である伊能忠敬の銅像も。
駅前から諏訪神社の鳥居に向かって歩き、その手前で左折します。
目的地である佐原の町並みに向かう途中も、レトロな雰囲気の建物がちらりほらり。
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中村屋商店
佐原駅から約15分程度で佐原の町並みに到着します。
まず初めに目にするのは、香取街道と小野川が交差する場所にある中村屋商店。
こちらは代々荒物・雑貨などを商ってきた商家で、現在この建物は県指定有形文化財に指定されています。
樋橋(ジャージャー橋)
佐原の象徴的なスポットとなっている通称「ジャージャー橋」
かつて、農業用水を小野川をまたいで通すために作られた珍しい橋です。
現在その役目は終えましたが、観光用として30分に1度、当時のような水が溢れ出す光景を見ることができます。
町並み散策
小野川沿いを一定間隔で並ぶ七福神像を横目に、風情ある町並み散策を楽しみましょう。
ジャージャー橋周辺
昔懐かしい情緒を感じる柳の木と日本家屋の組み合わせ。
醤油店や伝統工芸品店
とても貴重な蔵造りの家もちらほら。工芸品を取り扱うお店もあり、外国人観光客にも人気のようです。
観光案内所
より街歩きを楽しみたい方は「町並み観光案内処」に立ち寄りましょう。
ただ歩いているだけでも雰囲気に浸れますが、調べ始めると見どころは沢山ありそうです。
中橋周辺
立派な日本瓦が目を引く上州屋。立ち並ぶ木造家屋からは木のぬくもりを感じます。
カフェ寝た芋
散策をより楽しくする食べ歩き。この辺りはさつまいもの名産地らしく、関連スイーツが充実しています。
写真の「芋ペチーノ」はおいしかった!さつまいも好きの方はぜひ。
10:00~17:00
定休日:月曜日/火曜日
共栄橋
個人的におすすめのフォトスポット。写真を撮影したい方はぜひこちらで。
橋の上からは、歴史ある建物、川沿いに立ち並ぶ柳の木、行き交う船めぐりが全て収まります。
伊能忠敬旧宅
佐原の町並みの最後は伊能忠敬の旧宅へ。展示物もあり、ここで暮らしていた当時の面影も感じることができます。
川を挟んで向かいにある「伊能忠敬記念館」も合わせてチェックしましょう。
9:00~16:30
無休
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香取神宮 参道商店会
約200m程の表参道に商店が軒を並べる香取神宮の商店会。「厄落とし団子」など、香取名物の和菓子をぜひ。
香取神宮
この地域一帯の総鎮守「香取神宮」
創建2600年の歴史を誇り、全国に数千あるといわれる香取神社の総本宮です。
関東随一のパワースポットととしても有名で、休日はその御利益を授かるために、バスツアーの団体観光客も多く訪れています。
終日(社務所は8:30~17:00)
無休
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要石
香取神宮の境内には案内板が一定間隔であるので、それに従って歩いていきます。
香取神宮の要石は、鹿島神宮にある要石と対になり、この地方に多かった地震を沈めてきたという強力なパワーを持っているそうです。
「あれ?想像より遥かに小さい」と思ったのは僕だけでしょうか…?
香取神宮 奥宮
要石の横の広場には奥宮があります。奥宮とは簡単に言ってしまうと神様が本来いるところです。
神社は山麓祭祀の背景があることから、奥宮は山の山腹や山頂にあることが多いですが、香取神宮の奥宮は簡単にたどり着くことができます。
ぜひ参拝してご利益を授かりましょう。
ゴール
奥宮から最初の鳥居に戻ったところで、今回のモデルコースは終了です。
おまけ:酒々井温泉湯楽の里
「旅の最後は温泉で締めたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
酒々井温泉湯楽の里は、水田に囲まれたのどかな景色を一望できる露天風呂が人気の温浴施設。
東京方面から佐原に行く方は帰り道に立ち寄れるので、旅の疲れを癒やしてはいかがでしょうか。
9:00~23:00(最終受付:22:00)
無休
佐原観光におすすめのホテル
今回のモデルコースは日帰りを想定していますが、宿泊での旅行を検討している方向けに、おすすめのホテルを紹介します。
佐原を歩いていると度々見かけるこの暖簾は、築100年超の古民家や蔵を含む建物を改装した部屋に宿泊することができる「佐原商家町ホテル」です。
建物本来の魅力を残しつつ、モダンな空間にリノベーションされた客室はとても魅力的。
佐原に宿泊を検討している場合は是非こちらを候補にしてみてください。
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まとめ
最後に本記事のまとめです。
- 江戸時代の風情を残す町並みを散策できる
- 名産品である「さつまいも」のスイーツを食べ歩き
- 関東屈指のパワースポットで運気をアップ
- バスの平日と休日のダイヤの違いに注意
- 佐原の店舗や施設は営業時間が短め(16:30頃)
- 佐原駅
- 中村屋商店
- ジャージャー橋
- カフェ寝た芋
- 共栄橋
- 伊能忠敬旧宅
- 香取神宮
- 香取神宮 要石
今回は佐原~香取神宮までを歩いて回りましたが、かなりいい運動にまりました。
休日は多くの観光客で賑わいますが、平日はかなり落ち着いてのんびりと散策できます。平日に行く場合は、お店の定休日に当たらないよう、事前に確認しましょう。
東京近郊で日帰り旅行を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事がこれから訪れる方の参考になれば幸いです。
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