こんにちは、Marcです。
今回のテーマは「群馬の歴史ある混浴・宝川温泉」です。
水上エリアには沢山の温泉宿がありましたが、バブルの崩壊と共にその数が激減しました。
しかし、この宝川温泉をはじめとするいくつかの温泉は、今も国内外から多くの観光客が訪れています。
交通の便はやや不便ですが、その分、豊かな自然と伝統的なスタイルの温泉が心身を癒してくれる、おすすめのリラクゼーションスポットです。
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宝川温泉の基本情報
まずは宝川温泉の基本情報です。
- 所在地
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群馬県利根郡みなかみ町藤原
- 温泉の特徴
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泉質:弱アルカリ性単純温泉
効能:疲労回復、筋肉痛、関節痛、神経痛、美肌効果など - 温泉タイプ
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露天風呂、混浴風呂、女性専用風呂
- 営業時間
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10:00〜16:30(日帰り温泉の場合)
- 入浴料
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大人:2,000円
小人:1,500円※公式サイトの情報は古いようです。気になる方はご確認ください。
宝川温泉には、歴史ある温泉宿「汪泉閣」があり、その最大の魅力は「天下の大露天風呂」と称される広大な混浴露天風呂です。
「日本の温泉トップ10」にも選出されてい大露天風呂は日帰り入浴も可能で、近年は外国人観光客も多く訪れています。
温泉地としての歴史も古く、神話に登場する「ヤマトタケル」が発見したという逸話が残るほど。
詳しい年代は不明ですが、それだけ昔から日本人の癒やしの場として愛されていた場所なのです。
こちらは駐車場にある宝川温泉の案内図。見ての通りとにかく広い。
今回は日帰りレビューですが、汪泉閣への宿泊であれば、広い敷地内全てを散策して楽しむことができますね。
宝川温泉の温泉の魅力
ここからは宝川温泉の魅力を4つご紹介します。
- 開放感抜群の露天風呂
- 四季折々の自然が楽しめる
- 湯浴み着の着用で女性も安心
- 広々としたお休み処
それぞれ詳しく見ていきましょう。
開放感抜群の露天風呂
日帰り入浴で入ることができる温泉は4つ(うち1つが女性専用)となっています。
どの温泉も開放感が抜群で、自然と一体化したようなリラックス感が都会の喧騒を忘れさせてくれます。
一つずつ順に紹介していきます。
摩訶の湯(まかのゆ)
宝川温泉の象徴的なイメージとして使われているのが「摩訶の湯」です。その広さは120畳!隣に流れる川を眺めながら、のんびり温まることができます。
個人的には一番湯加減がよく感じたのがこちらでした。
般若の湯(はんにゃのゆ)
こちらは摩訶の湯のすぐ裏手にある「般若の湯(はんにゃのゆ)」です。摩訶の湯を見たあとだと小さく感じてしまいますが、それでも約50畳程の広さがあります。
少し浅めかつぬる目となっているため、小さな子供連れのファミリーにおすすめです。
映画「テルマエ・ロマエII」に登場!子宝の湯(こだからのゆ)
摩訶の湯と般若の湯とは川を挟んで反対側にあるのが「子宝の湯」です。こちらは摩訶の湯をしのぐ約200畳の広さとなっています。
「子供を大切にする」という意味で名付けられましたが、その名の通り子宝に恵まれたとのお礼が沢山届いているといいう縁起のいい温泉です。
さらに、こちらは映画「テルマエ・ロマエII」のロケ地としても使われたそうです。訪問前に映画を見ておけば、特別な感動が得られるかもしれません。
摩耶の湯(まやのゆ)
こちらは女性専用の「摩耶の湯」です。混浴ということに抵抗がある女性も多いと思いますが、こちらであれば男性の目を気にすることなくゆっくりすることができます。
四季折々の自然が楽しめる
宝川温泉の魅力の一つである四季折々の自然。どの季節に来ても違った良さがありますが、秋の紅葉や冬の雪化粧は風情があり素晴らしいです。
湯浴み着着用で女性も安心
2019年までタオル持ち込みでの入浴だったようですが、同年4月1日より男女ともに湯浴み着を着用しての入浴が必須となりました。
湯浴み着は、女性は写真の様にワンピーススタイル、男性は腰に巻くスタイル。女性用は膝丈まであり、タオルのような透けやすい生地ではないため安心です。
湯浴み着の料金は入館料に含まれています。
広々としたお休み処
受付から入ったところにある広々としたお休み処。畳に座ってのんびりできます。
すぐ横が小さな売店となっており、風呂上がりのビールや飲み物、お菓子や軽食の販売も。テーブルも置いてあるので、湯上り後の小休憩にぴったりです。
宝川温泉に入浴する際の注意事項
宝川温泉にはいくつかの注意事項があります。実際に行く前にチェックしておきましょう。
- 時間に余裕をもって訪問する
- スマホの持ち込みNG
- 汚い!との口コミも
時間に余裕をもって訪問する
宝川温泉の入浴時間は10:00~16:30(最終受付:16:00)です。最寄りの水上駅からはバスで30分ほど、首都圏から車で来る場合は移動の時間もかなりかかります。
敷地内も広いため、日帰り入浴をのんびり楽しみたい場合は15時までには入館するようにしましょう。
スマホの持ち込みNG
近年は外国人の観光客も多く写真撮影によるトラブルも発生したそうです。スマホは受付前にコインロッカーにしまうことになります。
SNSを見ると露天風呂内での写真がアップされたりしていますが、基本撮影NGであることを認識しておきましょう。
汚い!との口コミも
「湯船に虫が浮いている」といった口コミも見られますが、これだけ自然の中にある露天風呂なので、その点は仕方ないです。気になる方は、虫がいない冬期に行くのがおすすめです。
宝川温泉へのアクセス
宝川温泉へのアクセスと周辺情報について解説します。
アクセス
アクセス方法は以下の通りです。
上毛高原駅 → 水上駅行き「水上駅(終点)」下車(約20分/運賃620円)→ 湯の小屋行き「宝川入口」下車(約30分/運賃1,150円)
↓
宝川入口から徒歩で25分
水上IC → 国道291号 → 県道水上片品線を片品・藤原・宝川方面へ
電車の場合は最寄りの「宝川入口」までバスで移動しますが、徒歩だとかなり時間がかかります。水上駅からタクシーを利用するのが便利です。
駐車場
宿泊者と共通の駐車場があります。乗用車150台、大型10台が駐車可能で料金は無料です。
まとめ
最後に本記事のまとめです。
- 国内でも有数の開放感ある混浴露天風呂
- 湯浴み着があるので女性も入りやすい
- 四季折々の自然が楽しめる
- 交通の便が悪い
- 暖かい時期は湯船に虫が浮いている場合も
- 冬は寒すぎて湯船間の移動が辛い
名称 | 宝川温泉 |
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所在地 | 〒379-1721 群馬県利根郡みなかみ町藤原1899 |
電話番号 | 0278-75-2611 |
URL | https://www.takaragawa.com/ |
営業時間 | 10:00~16:30(最終受付:16:00) |
定休日 | 不定休 |
料金 | 大人:2,000円 小人:1,500円 |
駐車場 | あり |
歴史ある「天下の大露天風呂」は圧巻でした。
しかし、あまりの広さの露天風呂ゆえ、季節に左右されるメリット・デメリットもあります。あらかじめ理解しておきましょう。
個人的には、5月~9月の寒さが気にならない時期に来て、全ての湯船を楽しむのがおすすめです。
この記事がこれから訪れる方の参考になれば幸いです。
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