二見興玉神社:スピリチュアルな体験談が多いお伊勢参り始まりの地

こんにちは、Marcです。

今回のテーマは「お伊勢参り始まりの地・二見興玉神社」です。

古来より伊勢神宮への参拝者がまずこの地に訪れたという由緒正しき神社ですが、現在でもその習わしに従い、多くの参拝者が旅の始まりとして二見興玉神社を訪れます。

この記事では、

なぜ伊勢神宮より先に詣でるんだろう。

パワースポット&スピリチュアルスポットとしても有名だけど、どんな見どころがあるのかな?

といった疑問について、実際に参拝した時の経験をもとにお答えしていきます。

ぜひ、あなたの旅の計画にお役立てください。


二見興玉神社に近い宿を探す


\ 楽天ポイントでお得に /

\ 口コミと特集から宿探し /

目次

二見興玉神社の神様と御利益

絵馬掛所

二見興玉神社は、三重県伊勢市二見ヶ浦にある神社で、伊勢湾を見渡せる絶景に鎮座し、神社と大自然が一体になった神聖さ感じられる場所となっています。

御祭神
  • 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
  • 宇迦乃御魂大神(うがのみたまのおおかみ)

まずは、この神社に祀られている神様と、その御利益について解説します。

猿田彦大神

主祭神の猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)は「道開き(導き)の神」であり、とても縁起の良い神様だと言われています。

その理由は、日本神話の天孫降臨において、天照大御神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が地上世界に降り立つ際に道案内を務めたことに由来します。

御利益は、縁結び・夫婦円満・交通安全と多岐にわたり、伊勢神宮を参拝する旅人の導きと、旅の安全を守る存在として親しまれています。

宇迦乃御魂大神

宇迦乃御魂大神(うがのみたまのおおかみ)は「稲作・農業・食物の神」で、五穀豊穣・商売繁盛の御利益があるとされています。

一般的にあまり知名度のない神様かも知れませんが、国生み・神産みの神である「伊弉諾命(いざなぎのみこと)」と「伊弉冉命(いざなぎのみこと)」から生まれたとされる重要な神様なのです。

京都にある千本鳥居が有名な「伏見稲荷大社」の主祭神でもあります。

二見興玉神社の参拝について

最初の鳥居

二見興玉神社の参拝時間・所要時間、参拝作法について解説します。

参拝時間・所要時間

境内は終日参拝可能で、参拝の所要時間は約15~20分です。ただし、以下のように時間が限られる場所があります。

時間が限られる場所
拝殿や授与所

日の出頃より最長午後6時

御祈祷受付

9:00~16:00 ※11月~2月は9:00~15:30

特に冬場は早めの時間に閉じることが予想されます。時間に余裕をもって参拝しましょう。

参拝作法

一般的な神社の参拝作法と同様です。

参拝の流れ
  • 鳥居の前で一礼
  • 参道は正中(真中)を避けて歩く
  • 手水舎でお清め
  • 拝殿で「二礼二拍手一礼」

二見興玉神社と伊勢神宮の参拝順序

夫婦岩を望む遥拝所

伊勢神宮の参拝順は外宮→内宮ということは、多くの方が知るところでしょう。

しかし、古来から参拝を習うようであれば、二見興玉神社でお清めをしてから伊勢神宮に参拝するのが正式な流れとされています。

二見興玉神社で行う具体的なお清めは以下の通りです。

お清めの内容
  • 本殿でのご祈祷
  • 無垢塩草(むくしおくさ)を授かる

それぞれについて詳細を解説します。

1. 本殿での御祈祷

出典:公式サイト

伊勢神宮の参拝前に最も良いとされているのは「無垢塩祓(むくしおばらい)」という御祈祷を本殿で受けることです。

このご祈祷を受けることは、古来からの慣習の中でも最も丁寧な参拝儀礼だと言われています。

神職さんが使っているお祓い棒は、夫婦岩の沖合い700mの海底に沈む御神体「興玉神石(おきたましんせき)」より採取された御霊草が使われているため、非常にお清め効果が高いものです。

2. 無垢塩草を授かる

出典:公式サイト

無垢塩草(むくしおくさ)」と言うお守りを授かることで、お清めの効果が得られると言われています。

無垢塩草は浴槽のお湯に浸し、体を清めるために使用します。

また、服に忍ばせたり、カバンや財布等の中に入れてお守り代わりとすることで、上記の御祈祷の受ける時間がない場合の簡易的な参拝作法として使われます。

二見興玉神社の見どころ

二見興玉神社に参拝時の見どころについて解説します。

見どころ
  • 蛙の奉献
  • 拝殿・本殿
  • 夫婦岩

これらについて詳しく紹介していきます。参拝前にポイントを抑え、有意義な時間にしましょう。

蛙の奉献

手水舎

二見興玉神社の境内には、猿田彦大神の御使いとされる蛙の置物が沢山あります。

手水舎にも蛙が置かれており、水が溜まっているところからこちらを覗き込む姿が可愛らしいです。

蛙の奉献と夫婦岩

この蛙の置物は、伊勢参宮者が、旅の安全、航海の安穏を祈念して「無事かえる」という願掛けに由来すると言われています。

現在においても「無事にかえる」「貸したものがかえる」「若がえる」などのご利益があるそうです。

拝殿・本殿

本殿

御祭神の猿田彦大神を祀る立派な御本殿。

これからお伊勢参りをする参拝者、縁結び・夫婦円満・交通安全などの御利益を祈念しに来た参拝者で賑わっています。

御本殿に右手にある建物で、各種授かりもの、御朱印を頂くことができます。

夫婦岩

伊勢神宮の遥拝所

御本殿と授与所の間の道を進むと、この神社で最も有名な夫婦岩が見えてきます。

正面には鳥居があり、そこから眺めると額縁に入ったかのように神々しく見えます。

夫婦岩

2つの岩(男岩と女岩)が寄り添って見えるため、夫婦円満のご利益があると言われる夫婦岩。

しめ縄は波や潮風に常にさらされ続けているため、5・9・12月の年3回張り替えの神事が行われています。

荒々しい伊勢湾に佇む夫婦岩。とても荘厳で神秘的なものを感じました。

二見興玉神社がスピリチュアルスポットと言われる理由

狛犬

二見興玉神社に参拝した人々が、その後に感じる精神的な変化やポジティブなパワーについて口コミで語っています。

スピリチュアルスポットと言われる理由として、以下の要因が考えられます。

神秘的な御神体

二見興玉神社の御神体である「興玉神石(おきたましんせき)」は、海中に沈んでいる神秘的な石とされ、神々が降臨する場所とされています。

この一般人が決して見ることができない神秘的な存在が、スピリチュアルなパワースポットとしての魅力を高めていると思います。

自然環境の素晴らしさ

海に面した美しい環境に位置しており、神社のシンボルである夫婦岩が神聖な雰囲気を醸し出しています。

ここでは、夫婦岩の間から昇る神々しい日の出とは対象的に、荒ぶる波風といった自然の猛威も見ることができます。

そんな自然環境の素晴らしさが、訪れる人々に感動を与えています。

歴史と伝統

古代から続く清めの儀式(禊)の場所としての歴史と伝統が、スピリチュアルな魅力を高めているのではないでしょうか。

悠久の歴史があり、多くの人々が参拝し、心身を清めてきたことが、場所のエネルギーを増幅していると信じられています。


上記はあくまで個人的な考察です。ぜひ、あなたが感じる魅力を見つけてみてください。

二見興玉神社へのアクセス

アクセス&周辺情報

二見興玉神社へのアクセス方法、駐車場について解説します。

アクセス

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次