うずしお汽船と鳴門観光汽船はどっちがおすすめ?観潮船による違いを解説

今回のテーマは「うずしお汽船と鳴門観光汽船はどっちおすすめ?」です。

いくつかの運行会社と船の種類があり、どれにしようか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

どの運行会社がおすすめ?船による違いは?

各社の比較情報や実際に利用した人の口コミが知りたい。

といった疑問について、筆者が実際に鳴門海峡に行く前に調べた情報をもとにお答えしていきます。

ぜひ、あなたの旅の計画にお役立てください。


30秒でポイントを解説!

鳴門海峡うずしおクルーズ
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 渦潮を間近で見て迫力を体感できる
  • 様々な船で目的にあったクルーズが選択可能
  • 鳴門公園や渦の道などの周辺観光も充実
デメリット
  • 季節や時間帯によっては渦潮が見れないことも
  • 船酔いになってしまう可能性がある

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目次

観潮船の概要

概要

2024年3月現在、鳴門海峡の観潮船は以下の3社により運行されています。

運行している観潮船
  • うずしお汽船
  • 鳴門観光汽船
  • うずしおクルーズ

それぞれ詳しく解説します。

うずしお汽船

出典:公式サイト

うずしお汽船は「小型高速船うずしお」を運行しています。最安値、かつ予約不要で気軽に利用できるのが魅力です。

トリップアドバイザーの「2020年トラベラーズチョイス」「2019年エクセレンス認証」「2018年エクセレンス認証」「2017年エクセレンス認証」の受賞経歴もあります。

うずしお汽船の概要
出港場所

徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65ー63

観潮船

小型高速船うずしお(定員:86名)

運行間隔

8:00~16:30の間に30分毎

料金

大人:1,600円
小人:800円
幼児:無料(大人1名につき1名無料)

駐車場

50台

鳴門観光汽船

出典:公式サイト
出典:公式サイト

鳴門観光汽船は、2タイプの観潮船を運行しており、それぞれ異なった渦潮体験が可能です。

鳴門観光汽船の概要
出港場所

徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦大毛264-1

観潮船

わんだーなると
アクアエディ

料金

船により異なる

駐車場

無料駐車場:150台

それぞれの特徴は以下の通りです。

わんだーなると

出典:公式サイト

「わんだーなると」は、大型観潮船のため、のんびり&ゆったりしながら渦潮を楽しむことができます。

船も大きく、揺れが少ないため、船酔いしにくいと言われています。

わんだーなるとの概要
運行間隔

9:00~16:20の間の40分毎

料金

大人:1,800円
小人:900円(小学生)
※一等(2階)は上記運賃に、おとな+1,000円、こども(小学生)+500円。

定員

399名

アクアエディ

出典:公式サイト

「アクアエディ」は、鳴門海峡の観潮船の中で唯一「水中展望室」があることが特徴です。

海上デッキからの眺めだけでなく、水中の渦潮を見るという特別な体験ができます。

わんだーなるとの概要
運行間隔

9:15~16:15の間に30分毎

料金

大人:2,400円
小人:1,200円(小学生)

定員

46名

うずしおクルーズ(ジョイポート淡路島)

出典:公式サイト
出典:公式サイト

「うずしおクルーズ」は、ここまでで説明した2社とは異なり、唯一の淡路島出航となっています。

乗船できる船は2種類あり、どちらもアトラクションのようなユニークなデザインとなっています。

うずしおクルーズの概要
出港場所

福良港 うずしおドームなないろ館

観潮船

咸臨丸
日本丸

運行間隔

日によって異なる

料金

中学生以上:2,500円
小学生:1,000円
幼児:無料
※小学生未満大人1名につき1名まで

駐車場

無料駐車場あり

それぞれの特徴は以下の通りです。

咸臨丸(かんりんまる)

出典:公式サイト

「咸臨丸」は、1860年に勝海舟が太平洋を横断しアメリカへ渡った蒸気帆船を再現したデザインが特徴です。

レトロなデザインながら、デジタルアトラクション、バリアフリー、キッズルームを完備した作りとなっています。

日本丸

出典:公式サイト

「日本丸」は、青い海に映える白い船体と、中央部の日の丸が象徴のシンプルなデザインです。

船内には幅広い世代が利用できる畳部屋があり、オープンデッキからの眺めも定評があります。

観潮船の各社比較

各運行会社の特徴やサービス内容を比較しやすい表にまとめました。

スクロールできます
小型高速船うずしおわんだーなるとアクアエディうずしおクルーズ
運行会社うずしお汽船鳴門観光汽船鳴門観光汽船ジョイポート淡路島株式会社
最低料金大人:1,600円
小人:800円
幼児:無料
大人:1,800円
こども:900円
大人:2,400円
こども:1,200円
中学生以上:2,500円
小学生:1,000円
幼児:無料
定員86名399名46名咸臨丸:250名
日本丸:350名
所要時間約20分約30分​約25分60分
便数18便/日12便/日15便/日日によって異なる
予約不要不要必要予約可
出港場所徳島県鳴門市徳島県鳴門市徳島県鳴門市淡路島
2024年3月現在

定員、所要時間、便数は、季節や当日の天候、渦潮の状況により変更される場合があります。

事前に現地の公式情報を確認しましょう

観潮船を選ぶポイント

ポイント

各社比較から見えてくる、おすすめの観潮船の選び方を紹介します。

手軽に・安く乗りたい

小型高速船うずしお

このような目的の方は、

うずしお汽船

がおすすめ。

運行便数も多く、予約不要、最安値です。

さらに、大鳴門橋遊歩道から渦潮を眺めることができる「渦の道」とのセット割引券も販売されています。

共通チケットは個別購入するより300円近くお得!

のんびり・安心して乗りたい

わんだーなると
咸臨丸(または日本丸)

このような目的の方は、

わんだーなると(鳴門観光汽船)
or
うずしおクルーズ

がおすすめ。

上記2つは大型船なので、船酔いの心配も少ないことが魅力。

広々としたデッキで、のんびりと渦潮を見下ろすことができます。

わんだーなるとは徳島発着うずしおクルーズは淡路島発着なので注意しましょう。

渦潮の迫力を味わいたい

小型高速船うずしお
アクアエディ

このような目的の方は、

うずしお汽船
or
アクアエディ(鳴門観光汽船)

がおすすめ。

小型船なので、スピード感ある移動で渦潮の間近まで迫ることができるのが魅力です。

ただし、大型船に比べて揺れやすいというデメリットもあるので、酔い止めを飲んでから乗船するようにしましょう。

特別な体験がしたい

アクアエディ

このような目的の方は、

アクアエディ

がおすすめ。

全船舶の中で唯一の「水中展望室」があり、海上からだけでなく海中の様子も見ること可能です。

鳴門うずしお観潮船の口コミ

口コミ

観潮船に乗船した方はどのような感想を持ったのでしょうか。運行会社別に口コミをまとめてみました。

うずしお汽船の口コミ

家族の中には船酔いしやすい者もいたので、20分間の乗船時間だったら乗れるかも?!という事でうずしお汽船に乗船しました。

結果大正解でした。酔う暇などないぐらいスピードが速い速い!最初はこんなに速いのーー?!とビビりましたが、すぐに慣れてめちゃくちゃ楽しくなっていました。風が気持ちいい!!

引用:じゃらん

船の速さすごいです。波止場から渦が見えるところまであっという間に着きます。船の速さも楽しめます。

渦の近くに行くと、自然の力は凄いなぁと感動がありました。うずしお汽船の乗り場は、大塚国際美術館から近いので利用しやすいと思います。

引用:じゃらん

私は船酔いするので途中からずっと気持ち悪くてちゃんと見れなかったですが一緒に行った家族はとても楽しんでいました船酔いする人は酔い止めを飲んでからいきましょう

引用:じゃらん

鳴門観光汽船(わんだーなると)の口コミ

大型船は1等客室と通常の客室がありお金は高くなりますが高い位置から観測できる事から1等客室に乗りました。

引用:じゃらん

船はあまり大きくありませんでしたが、思ったよりも揺れませんでした。

できては消える大きな渦潮に感動ですね。ただ、写真を撮るにはちょっとタイミングが難しいですね。天気も良かったので、なかなか楽しかったですね。

引用:じゃらん

大型観潮船わんだーなるとは、鳴門観光汽船株式会社が運行している観潮船ですね。

鳴門海峡の渦潮を船の上から見ることができますよー。おぉー。素晴らしいー。

引用:じゃらん

鳴門観光汽船(アクアエディ)の口コミ

大潮の時間を調べていきました。予約をして行きました。

船底に窓があり、竜巻のように渦が見えました。すごい光景です。

デッキに上がると、ちょうど渦のすぐ近くにいました。

引用:じゃらん

家内と初の四国旅。鳴門の渦潮観光でアクアエディに乗船した。

船内の小窓からは、小さな渦が出来て無くなるを数回見ることが出来た。

引用:じゃらん

中型船は大型船より少し料金が高いですが、渦潮の水中の様子を見られるという大きな特徴があります。

しかし、実際には水が激しく動いている様子は見られましたが、想像したトルネードのような渦巻きは見れませんでした。

しかも、水中展望室に全員集まって水中の様子を見るよう誘導されるのですが、水中展望室は非常に窮屈で船酔い寸前でした。

引用:じゃらん

うずしおクルーズの口コミ

6歳7歳の息子達を連れて行きました。子供の船酔いが心配でしたが、酔うことなく渦潮を楽しめました。

引用:じゃらん

うず潮クルーズは2度目になりますが、次男が生まれてからは行ったことがなかったのでもう一度行ってみました。

二階客室はエアコンが効いていて席もあり、快適に過ごせました。

ガイドさんのアナウンスを聞きながら退屈することもなく1時間あっという間に過ぎていき、うず潮も幾つか見ることができました。

引用:じゃらん

日本丸という大きな船だったので、揺れは気にならなかったです。ゆっくり1時間のクルーズでした。

大潮で大きな渦を間近で見ることができ、子供も喜んでいました。

船の1~2階は室内で冷房も効いていますが、海に近いことで逆に渦が見にくいです。3階のデッキだと、渦に合わせて右や左に移動しやすいので、お勧めです。

引用:じゃらん

やはり船酔いになる方が一定数いらっしゃいます。酔い止めを飲んでから乗ったという声も多く見られました。

大型船は、小さな子どもやお年寄りと一緒に旅行しているファミリー層に人気です。

鳴門うずしお観潮船のよくある質問

よくある質問
船に酔わないか心配です

「わんだーなると」や「うずしおクルーズ」は大型船のため、比較的揺れも少なく、船酔いになる方はあまりいないとのことです。

「小型高速船うずしお」や「アクアエディ」については、小型船のため、天候や波の影響を受けやすいと言われています。

しばしば、船酔いたとの口コミも見かけるため、事前に酔い止めを用意しておくとよいでしょう。

船にトイレはありますか?

各観潮船のトイレの有無については以下の通りです。

小型高速船うずしお要問い合わせ
わんだーなるとあり
アクアエディあり
うずしおクルーズ
咸臨丸・日本丸
あり
各社ホームページより
車椅子での乗船はできますか?

各観潮船の車椅子・ベビーカーの乗船可否は以下の通りです。

小型高速船うずしお難しい※1
わんだーなると
アクアエディ不可
うずしおクルーズ
咸臨丸・日本丸
各社ホームページより

※1 公式サイトに不可との記載はないが、実質不可と思われる

渦潮がよく見えるのはいつですか?

春と秋、特に大潮(満月または新月の約2日前後)の時期は、潮の流れが最も強く、見応えのある渦潮を観察できる可能性が高くなります。

渦潮は潮の満ち引きによって発生するため、満潮時と干潮時に最も見応えがあります。

直近の渦潮の情報を知ることはできますか?

各社ホームページに渦潮の期待度が掲載されています。

まとめ

まとめ

最後に本記事のまとめです。

筆者自身のおすすめとしては「うずしお汽船」かなと思います。

その理由としては、

  • 予約不要で乗船可能
  • 一番リーズナブルな料金設定
  • 周辺観光も楽しめる

が挙げられます。

大人・子ども共に最安値の料金な上、「渦の道共通チケット」の販売もあるため、料金的にはかなりお得になると言えます。

一方、「鳴門観光汽船」や「うずしおクルーズ」向いているのは、

  • 船酔いが心配なので快適性を重視したい(わんだーなると)
  • 水中展望室に興味がある(アクアエディ)
  • ユニークなデザインの船でアトラクション気分を味わいたい(うずしおクルーズ)

こんな方々かと思います。

この記事がこれから訪れる方の参考になれば幸いです。

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参考サイト・画像出典元

この記事では以下のサイトの情報を参考にしました。合わせてご確認ください。

うずしお汽船(小型高速船うずしお)

https://www.uzushio-kisen.com/

鳴門観光汽船(わんだーなると・アクアエディ)

https://www.uzusio.com/

ジョイポート淡路島株式会社(うずしおクルーズ)

https://www.uzu-shio.com/

渦の道

https://www.uzunomichi.jp/

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