こんにちは、Marcです。
今回のテーマは「箱根神社の別宮・玉簾神社」です。
日本屈指の温泉街である箱根湯本にある玉簾神社ですが、普通の神社とは一風変わった場所に鎮座していることで知られています。
この記事では、
玉簾神社はどこにある?見どころや楽しみ方を知りたい。
御朱印やお守りはどこでいただけるんだろう。
といった疑問について、実際に参拝した時の経験をもとにお答えしていきます。
ぜひ、あなたの旅の計画にお役立てください。
天成園の宿泊プランを探す
\ 楽天ポイントでお得に /
\ 口コミと特集から宿探し /
玉簾神社とは?
まずは玉簾神社の基本的な情報について解説します。
玉簾神社の神様とご利益
玉簾神社には、一つの社殿に相殿という形で複数の神々が祀られています。
- 箱根大神
- 九頭龍大神
- 水波能売神
- 稲荷大神
- 恵比寿神
主祭神である「箱根大神」は、瓊々杵尊(ににぎのみこと)、木花開耶姫命(このはなのさくやびめ)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の三柱を総したものです。
瓊瓊杵尊は天照大神の孫に当たる神で、天上世界から下った際に木花開耶姫命と結婚しました。彦火火出見尊はこの二人間に生まれた神です。
箱根大神は、古来より人々の信仰が厚く、商売繁盛・金運守護・心願成就・良縁成就といった様々なご利益があると言われています。
玉簾神社がある場所
玉簾神社が鎮座する場所は、他の神社ではあまり見られない珍しいロケーションであることで有名です。その場所は何と「天成園」という歴史あるホテルの庭園の中。
天成園の庭園は、四季折々の美しい風景が広がり、その中にひっそりと佇む玉簾神社は、まるで自然と一体化したかのような雰囲気を漂わせています。
玉簾神社の参拝について
玉簾神社の参拝時間・所要時間、参拝作法について解説します。
参拝時間・所要時間
境内は終日参拝可能で、参拝の所要時間は約15分。天成園の庭園の中にあるとはいえ、ホテルの利用者以外でも自由に参拝することが可能です。
社務所の受付時間は9:30~16:30、夜間は本殿への階段が閉じられてしまいます。
参拝作法
一般的な神社の参拝作法と同様です。
- 鳥居の前で一礼
- 参道は正中(真中)を避けて歩く
- 手水舎でお清め
- 拝殿で「二礼二拍手一礼」
玉簾神社の見どころや楽しみ方
玉簾神社は天成園の庭園内にある小さな神社ですが、他の神社にはない見どころや楽しみ方があります。
- 玉簾の瀧・飛烟の瀧
- 階段を登った先にある本殿
- 夜の神秘的な雰囲気
- 玉簾庵で軽食
- 自慢の温泉で癒やされる
これらについて詳しく解説していきます。参拝前にポイントを抑え、有意義な時間にしましょう。
玉簾の瀧・飛烟の瀧
玉簾神社が鎮座する天成園の庭園には、神社の御神体にもなっている2つの滝があります。
ホテルを背にして右側にあるのが「飛烟の瀧」です。高さが約20m、幅が約10mの大きさです。
ホテルを背にして左側にあるのが「玉簾の瀧」です。
高さが約8m、幅が約11mと、飛烟の瀧に比べて少し小ぶりな印象ですが、滝にはしめ縄がかかり、神聖な雰囲気を感じさせます。
この2つの滝の源泉となっている湧水は「延命の水」と呼ばれ、古来より箱根の山越えをする旅人の喉をうるおしてきました。
階段を登った先にある本殿
滝の横には玉簾神社が鎮座しています。
小さな神社のように見えますが、本殿に行くには約105段の急な階段を上らなくてはなりません。
よく整備された石階段ですが、一部苔がむしており、雨上がり後は滑りやすいので注意しましょう。
急勾配ですが難しい道のりではないので、ぜひ参拝してみてください。
夜の神秘的な雰囲気
昼間は涼し気な雰囲気ですが、夜になるとライトアップされ、全く違った雰囲気を楽しむことができます。
夜は人も少ないため、滝壺に水が落ちる音をよりダイレクトに聞くことができ、ライトアップと相まってより神秘的な雰囲気を感じることでしょう。
玉簾庵で軽食
玉簾の滝の目の前には「玉簾庵」というお食事処があります。そばや和スイーツを味わうことができるので、参拝後に立ち寄るのがおすすめです。
自慢の温泉で癒やされる
記事冒頭でも述べた通り、玉簾神社がある天成園は温泉旅館であり、日帰り入浴のプランも用意されています。
箱根の自然を満喫できる開放感ある露天風呂で、旅の疲れを癒やしましょう。
大人 | 小学生 | 幼児(3歳以上) | |
---|---|---|---|
一般入館料 | 2,530円 | 1,320円 | 990円 |
深夜追加料金 ※24:00~5:59に滞在 | 1,650円 | 990円 | 990円 |
朝風呂入館料 ※6:00~9:00 | 1,650円 | 825円 | 825円 |
23時間営業なので、他に観光をして、夕方からの利用であっても大丈夫なのが嬉しいポイント。
玉簾神社へのアクセス
玉簾神社へのアクセス方法と駐車場について解説します。
アクセス
アクセス方法は以下の通りです。
- 電車
-
箱根湯本駅を下車、徒歩12分。
- バス
-
箱根湯本駅から5~7分(送迎バス)
※片道中学生以上200円(小学生100円、未就学児無料)
- 東京方面
-
厚木IC(東名高速道路)→ 山崎IC(小田原厚木道路)→ 国道1号線
- 名古屋方面
-
御殿場IC(東名高速道路)→ 国道138号 → 宮ノ下 → 国道1号線
駐車場
駐車場は以下の通りです。
駐車場名 | 所在地 | 利用時間 | 料金 | 台数 |
---|---|---|---|---|
専用駐車場 | 神奈川県足柄下郡箱根町湯本682 | 終日 | 30分ごと500円 | 170台 |
上記の料金は一般利用の場合です。宿泊や日帰り温泉を利用する場合は料金が異なります。
日帰り温泉を利用する場合は、5時間まで無料、以降30分ごとに100円です。
玉簾神社のよくある質問
玉簾神社に関するよくある質問をまとめました。
玉簾神社の口コミ
玉簾神社についての口コミを旅行サイトから集めてみました。他の人の意見も参考にしてみましょう。
天成園に泊まりに行き、翌日お参りをして滝を見て足湯もあったり、なんだか癒される時間でした。夜も雰囲気があって素敵でしたよ。
引用:じゃらん
庭の滝や、神社、紫陽花にアヒル、コイなど庭だけでも見応えあり、とても癒されました。
引用:じゃらん
清流が癒されるパワースポットの滝です。外部から見学も自由ですが、天成園の温泉とセットで湯上がりに浴衣で楽しむのも贅沢な時間の過ごし方です。温泉施設も広くて豪華なのです。
引用:じゃらん
参拝のみで訪れることも可能ですが、魅力的な温泉があることから、日帰り温泉と合わせて参拝する方が多いようです。
また、庭園にはアヒルや鯉が飼育されているため、その餌やり体験をしたという口コミも見られました。
まとめ
最後に本記事のまとめです。
名称 | 玉簾神社 |
---|---|
所在地 | 〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本682 ※ホテル天成園の敷地内 |
電話番号 | 0460-83-8500 |
URL | https://www.tenseien.co.jp/tamadare_shrine/ |
参拝時間 | 社務所:9:30~16:30 夜間の本殿参拝は不可 |
定休日 | 無休 |
参拝料 | 無料 |
御朱印所 | 社務所、ホテルフロント |
駐車場 | あり |
神社参拝だけでなく、天然温泉、食事にリラクゼーションも同時に楽しむことができる玉簾神社。東京からはロマンスカー一本で行けるアクセスの良さも魅力です。
箱根湯本への旅行を検討中の場合は、ぜひ玉簾神社も候補にしてみてはいかがでしょうか。
この記事がこれから訪れる方の参考になれば幸いです。
天成園の宿泊プランを探す
\ 楽天ポイントでお得に /
\ 口コミと特集から宿探し /