こんにちは、Marcです。
今回のテーマは「伊豆国の一宮・三嶋大社」です。
富士の裾野にある三島の守り神として、古くから信仰されてきたこの神社の魅力を紹介します。
この記事では、
静岡県の中でも有名な神社の一つだけど、どんな見どころがあるのかな?
パワースポット&スピリチュアルスポットと言われる理由は?
といった疑問について、実際に参拝した時の経験をもとにお答えしていきます。
ぜひ、あなたの旅の計画にお役立てください。
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三嶋大社祀られている神様とご利益
奈良・平安時代より、この地に鎮座していた記録が残る三嶋大社。
まずは、この神社に祀られている神様と、その御利益について解説します。
- 大山祇命(おおやまつみのみこと)
- 積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)
大山祇命
大山祇命(おおやまつみのみこと)は、国生みの神である伊弉諾命と伊邪那美命から生まれました。
山岳の神として様々な山の恩恵をもたらす存在であると同時に、山が雨水を地下水として育むことから、水の神である一面も持っています。
富士山からの伏流水が湧き出る三島市らしい御祭神ですね。
積羽八重事代主神
事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)は俗に恵比須様とも称され、商売繁盛の神として商・工・漁業者の厚い信仰を受けています。
三嶋大社の参拝作法
三嶋大社の参拝時間・所要時間、参拝作法について解説します。
参拝時間・所要時間
境内は終日参拝可能で、参拝の所要時間は約15~20分です。ただし、以下のように時間が限られる場所があります。
- 授与所
-
9:00~16:00
- 宝物館
-
9:00~16:00
閉じる時間が若干早めなので、御朱印をいただきたい方、宝物館を見学したい方は時間に余裕をもって参拝しましょう。
参拝作法
一般的な神社の参拝作法と同様です。
- 鳥居の前で一礼
- 参道は正中(真中)を避けて歩く
- 手水舎でお清め
- 拝殿で「二礼二拍手一礼」
三嶋大社の見どころ
三嶋大社には歴史ある建築文化財だけでなく、他の神社ではあまり見られない見どころがあります。
- 参道
- 総門
- 神門・舞殿
- 本殿・拝殿
- 金木犀
- 神鹿園
これらについて詳しく紹介していきます。参拝前にポイントを抑え、有意義な時間にしましょう。
参道
参道は広々とし、立派な灯籠が象徴的。
本殿まで一直線に続く参道。今回の参拝時は3月だったため、少し寂しげな印象ですが…
桜の季節になると、圧巻の光景を目にすることができます。
また、夜間は参道の灯籠がライトアップされ、昼間とは全く違った夜桜の雰囲気となります。
参道横の神池に浮かぶ厳島神社は、北条政子がこの地にお招きした神社です。
家門繁栄・商売繁昌・安産・裁縫等のご利益があると言われています。
総門
総門の建築中に発生した伊豆大震災で被災してしまいますが、その翌年に無事竣功しました。
しめ縄は、重さ400kg、太さ2m、長さ6.4mあり、迫力を感じます。
神門・舞殿
神域に立ち入ることを感じさせる、立派な佇まいの神門です。
神門をくぐるとすぐあるのが舞殿。
精密に設計された左右対称の美しい社殿で、年間を通じ様々な神事・奉納行事が執り行われています。
本殿・拝殿
舞殿の真後ろには本殿・拝殿があります。
現存する神殿は、東海大地震後に再建し、1866年に竣功しました。
本殿・幣殿・拝殿、三つの建物が連なる複合社殿で、国指定重要文化財になっています。
近づくと圧倒的な存在感を感じると同時に、厳かな雰囲気も兼ね備えています。
金木犀
国の天然記念物に指定されている「三嶋大社の金木犀」
樹齢は何と1200年と推定され、毎年9月上旬と下旬の2度満開を迎えます。
満開の時期になると、薄い黄色の花をつけ、甘い芳香が周囲に漂うそうです。
神鹿園
境内にあるのは非常に珍しい鹿園。
この鹿たちは大正時代に奈良から来たそうです。
当時は8匹でしたが、神の使いとして大事にされ、約40頭ほどまで増えました。
三嶋大社がパワースポット・スピリチュアルスポットと呼ばれる理由
三嶋大社がパワースポット・スピリチュアルスポットと呼ばれる理由として、個人的な考察をまとめました。
- この地域の象徴である富士山を想起させる山の神が祀られていること
- 歴史を大きく変える「武士時代」の始まりを築いた源頼朝にゆかりがあること
- 安政東海地震からの復興の象徴であること
このような三島市の自然環境、歴史的背景、多くの人々の尽力が、三嶋大社の信仰をよりより大きくし、現在でもパワースポット・スピチュアルスポットとして認識されるようになったのではないでしょうか。
三嶋大社へのアクセス
三嶋大社へのアクセス方法、駐車場について解説します。
アクセス
アクセス方法は以下の通りです。
- 電車
-
JR三島駅から徒歩約15分
伊豆箱根鉄道「三島田町駅」から徒歩約7分 - バス
-
三島駅から約10分「三嶋大社前」で下車
- 東名高速道路「沼津IC」から約20分
- 三島駅からバスで10分
駐車場
三嶋大社の横には参拝者駐車場があります。
駐車場名 | 所在地 | 利用時間 | 料金 | 台数 |
---|---|---|---|---|
参拝者駐車場 | 静岡県三島市大宮町2丁目1番5号 | 要確認 | 大型車:1,000円(1時間毎) 小型車:200円(1時間毎) | 大型バス:13台 乗用車 :約55台 |
正月期間(12/31~1/3)、例祭期間(8/15~8/17)は 閉鎖しているので注意が必要です。
三嶋大社のよくある質問
三嶋に関するよくある質問についてまとめました。
- 三嶋大社の桜の見頃はいつですか?
-
例年の見頃は3月下旬~4月上旬です。
2月下旬から3月初旬にかけて、一部エリアで河津桜を見ることもできます。
- 御朱印はどこでいただくことができますか?
-
授与所で授かることができます。御朱印帳もあります。
- 三嶋大社の周辺観光スポットは?
-
などがあります。
日本最長の人道吊橋である三島スカイウォークは三島駅南口からバスで25分ほどです。
また、三島は富士山の伏流水が湧き出る「水の郷」でもあります。柿田川湧水郡や、水の苑緑地をのんびり散策するのもおすすめです。
水の郷・三島を歩く:湧水・神社・絶景スポットを巡るモデルコース 今回のテーマは「三島の散策モデルコース」です。 「新幹線で東京から名古屋方面に行く際の通過駅」という認識しかなかった三島ですが、実際に足を運んでみると「富士山…
三嶋大社の口コミ
三嶋大社についての口コミを旅行サイトから集めてみました。他の人の意見も参考にしてみましょう。
三島駅前からバスもありますが、緩い下りになりますから徒歩で行くのもよいと思います。東海道線三島駅改札でて右側に観光案内所があり、親切に対応してもらえますよ。
引用:じゃらん
バスで訪問。鳥居から御本殿まで真っすぐな道が続いていますが、神社の参道と言うのかな、この道は神聖な感じを感じます。特に今回3月下旬の訪問で、しだれ桜が8分くらい咲いてましたので、歩く道の左右をしだれ桜が美しく染めてると、これは確かに桜の季節に訪問したくなる景色だなと納得します。
引用:じゃらん
JR三島駅前よりバスで約10分、歩いても15分でした。8時に着いたので朝早くの境内は静まりかえっていて荘厳な感じがしました。広い境内では、野鳥の鳴き声が響き、池にはカルガモと大きな鯉が泳いでいました。巫女さんや、宮司さんたちが、境内を掃き清める姿も見られて気持ち良かったです。
引用:じゃらん
境内の神聖かつ荘厳な雰囲気の境内や神殿に感動する声が見られました。
参拝時期を選べる方は、桜の季節がおすすめです。参道の枝垂れ桜、ライトアップされた夜桜がかなりの高評価でした。
まとめ
最後に本記事のまとめです。
- 三島市を代表するパワースポット
- 歴史ある文化財だけでなく、宝物館や珍しい鹿園も
- 桜の季節の参道が美しい
- 授与所と宝物館の閉じる時間が少し早め
名称 | 三嶋大社 |
---|---|
所在地 | 〒411-0035 静岡県三島市大宮町2-1-5 |
電話番号 | 055-975-0172 |
URL | https://www.mishimataisha.or.jp/ |
参拝時間 | 境内は終日 授与所・宝物館:9:00~16:00 |
定休日 | 令和6年3月25日(月)・26日(火) ※三嶋大社宝物館の情報です |
参拝料 | 無料 ■宝物館 一般 :500円(300円) 大学生・高校生:400円(200円) 中学生・小学生:300円(100円) ※カッコ内は団体料金 |
御朱印所 | 授与所 |
駐車場 | あり |
三島地域の格式高い歴史ある神社です。
アクセスも便利なので、三島に訪れたら是非参拝してみてください。
この記事がこれから訪れる方の参考になれば幸いです。
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